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田中 岑 
『丹後の海』 F20号

1921年(大正10年)香川県三豊郡和田村(現 観音寺市豊浜町)出身。

    旧制香川県立三豊中学校、日本大学芸術科卒業。 
1937年(昭和12年)三豊中学4年生の時に美術部を創る。
1939年(昭和14年)東京美術学校油絵科に入学、小林万吾が保証人であった。
その後、海老原喜之助に出会い日本大学芸術科に転校を薦められて入学した。在学中、独立美術協会展などに出展する。 
兵役に就き復員後、第15回独立美術展に出品する。
1947年(昭和22年)自由美術協会展に出品、同年4月に上京して以後出展を続けた
1950年(昭和25年)春陽会の出展して研究賞を受賞。翌年に春陽会準会員、
1953年(昭和28年)に春陽会会員となった。 
1956年(昭和31年)安井賞展が設定され、第1回の受賞者となる。
この賞は、将来日本の美術を推進するに足りると推定される新人洋画家であり、
また具象的傾向の作風に限られた新人の登竜門として設定た。 
1960年(昭和35年)から1961年(昭和36年)にかけて、パリ、ロンドン、ローマに滞在。
木村忠太のアールピノサンでの個展に立ち会った。
1966年(昭和41年)から4年間、女子美術大学講師を務める。
1970年(昭和45年)母校香川県立観音寺第一高等学校の創立70周年記念壁画の製作を行った。 
2014年(平成26年)4月12日に逝去。93歳没。